ホームページはじめました

友人のみさおが「エリコ、ランチいかない？」と私の住む布施まで訪ねてくれた。
彼女はホームページ作成、商店街のSNS発信などを仕事にしているバリバリのキャリアウーマンである（表現が古い）

昨年より個人事業「個メディアン」を立ち上げ
血みどろのレッドオーシャンを浮き輪もつけず泳いでいる私に
「エリコはなにをしたいの？」
質問してくれては
私のクラウドどころか吐息クラスの事業をまとめてくれる。

「エリコよ、ここにある紙コップ。売れてるブロガーさんに拡散してもらったら何倍に売上上がるんやで」
「みさお、あれか！女子アナがステマ疑惑とか言われる原因のブログみたいなんか？私はスキャンダルは無縁のクリーンな事業を…」
「…エリコ、おそらくそれは間違ってると思う。そもそもそこまで影響力ないんだからとりあえず今は、そこ気にしないでいいと思うよ。とりあえず、ホームページ作ってみよか。
ほら、エリコ書くのん好きやろ、上手いかは別として…」

みさお目の前の愛機、MacBook Proを叩き画面を私に向ける

「エリコ、レンタルサーバーはこれにしな！申し込んだら、私に連絡してきな！」

翌日
エリコはみさおのすすめるレンタルサーバーを申し込んだ。
２週間無料ということだしちょこっとやってみよう…

「みさお、レンタルサーバー申し込んだよ(^o^)」
「エリコ、今から３０分時間ある？」
「おけ」

「おけ」と返事して
お手洗い行ってる間に

ホームページが出来上がっていた

いやぁ〜便利な世の中です…

みさおからZOOMの招待が届き
ホームページの構成など教えてもらう。

「これでエリコも本気でやるな！かかかかっ」
「みさ黄門さま…ありがとうございます！」
「あとは、いろいろ触ってやってみてな！」

みさおはZOOMを切断し立ち去っていった。

前日、ランチに来てくれたのも私が元気なさそうで心配してきてくれたようだ。
いくら慣れているにしろ、仕事でホームページ作っているのに
私のためにサクサクっとホームページ作ってくれて
なんて男前なんだろう…女子だけど（涙）

そんなわけで
初投稿は友の高位な行為に好意の涙を浮かべ
にじむディスプレーに綴ったのであった。